11日(火)6校時に3年生は「租税教室」がありました。
講師にみどり市在住で税理士の鎌川様を迎え、税についてのお話をいただきました。
日本での税の起こりは、BC3世紀の弥生時代で、みんなで使うものは税金を集めて作るということから始まったことや、その後の時代でも税はなくならず、昭和では国民の3大義務の1つとなったこと等が話されました。
実際の活動では、A~Fの6グループに分かれ、それぞれを各家庭と想定して仮の年収を提示し、1800万円かかる橋を川に架けるために、「自分の家庭ならいくら出せるか。」、「1800万円をどのように分担し集めるか。」を話し合い、まとまった考えを発表し合いました。
グループの発表では、「自分の家庭はお金を出さないが、他の家庭から○○万円集める。」「自分の家庭は○○万円出すが、年収が少ないところはお金を借りて出してほしい。」などいろいろな意見が出て盛り上がりました。
生徒は、税に関して「平等と公平は違う。」という言葉の意味を考える貴重な体験をし、非常に難しいことではありますが、税について理解が深まりました。
講師の鎌川様の分かりやすいお話や、印刷されてないが1億円分の紙の束に生徒が触れる体験、生徒自ら税について考えさせる構成等で有意義な時間を過ごしました。
講師紹介 1億円分の重さ≒10kg
6グループの年収等 年収と橋の1月の利用回数
Dグループの発表 Fグループの発表
発表後 ありがとうございました