新たな物語の始まり・・・第５４回みどり市立大間々中学校卒業式

　本日１３日（水）、多くの来賓の方にご臨席いただき第５４回みどり市立大間々中学校卒業式が挙行されました。

校長式辞
　３年間の前半はコロナ禍のため、不安や悩みも大きくなったと思いますが、皆さんは前向きにとらえ、できることを行い、大中の新しい伝統を創ってくれました。「レジリエンス（困難に負けない力、回復力、しなやかさ）」があれば、どんな困難に遭ってもすぐに立ち直ることができます。学び合う、認め合う、高め合う、支え合う、の4つの「合う」を大切にし、地域・社会の一員とし、活躍することを期待します。皆さんの前途が幸多きことを願っています。

送辞の言葉
　入学直後で数々の不安があったとき、手を差し伸べてくれた先輩方。学校の中心として、運動会、合唱コンクール、部活動、勉強等、様々な場面で先輩方の素晴らしい姿を見させていただきました。そのような先輩方は私たちの憧れであり、楽しい思い出ばかりです。私たちは先輩方の創ってくれた大中をより良くなるように頑張っていきます。皆さんの未来に桜の花が咲くことを祈っています。

答辞の言葉
　私たちの「物語」が始まった３年前、新しい仲間と出会いました。コロナ禍のため日帰りになってしまった１年生の高原学校。２年生になり後輩ができ頑張りました。東京校外学習ではグループ行動をとおし協力の大切さを学びました。３年生では、泊まりで行けた修学旅行。運動会、合唱コンクールでは、団やクラスのために力を出し切りました。本当にこのクラス、この学年でよかったと思いました。私たちは、友だち、家族、先生を頼りに、不安や困難を乗り越えることができました。また、父や母にはこれまでの１５年間と私たちに命を授けてくれて本当にありがとうございました。皆さんに出会えてよかったです。皆さん、次の物語へと踏み出してください。

　式後の、３年生による「３月９日」の合唱は、本当に感動的な歌声で、あちこちで涙を拭うシーンが印象的でした。