14日(水)に1年生は5校時、2年生は6校時に、大間々高校「みらい塾」による授業を受けました。来校したのは、大間々高校の3年生4名でした。

 大間々高校では、SDGsの視点を踏まえた課題解決学習を3年間通して行い、地域、社会に貢献できる生徒の育成を目指しており、積極的に取り組む生徒が「みらい塾」に参加し、意欲的に活動しているそうです。

 この授業では、最初に、自己紹介を兼ねた4択クイズを行いました。本校生徒は積極的に手を挙げ、楽しい雰囲気づくりに努めました。
 次に、授業のテーマである「アンコンシャス・バイアス—無意識の偏見—」について、配布されたプリントを使い、アンコンシャス・バイアスについて生徒同士で意見交換し、その結果を発表し合いました。「ランドセルの色は 男の子は黒、女の子は赤」や「髪の毛の長さは、男子は短い、女子は長い」等、身近にある多くのアンコンシャス・バイアスの例が生徒から出されました。
 「アンコンシャス・バイアスが絶対に〝だめ〟ということではなく、多様な見方や考え方、意見があることに目を向け、考えていくことが重要である。」とまとめられ、それはたいへん分かりやすく、生徒の心に響くものでした。

 後半は、大間々高校の「みらい塾」の活動の紹介がありました。
①SDGsの5番目の目標「ジェンダー平等を実現しよう」に向けての、ジェンダー平等の推進に向けての取り組み
②SDGsの11番目の目標「住み続けられるまちづくりを」に向け、地域のパートナーシップで地域活性化を目指すフィールドワークや、わたらせ渓谷鉄道沿線を観光する活性化プランへの取り組み

 本校生徒は、大間々高校「みらい塾」の生徒の話を楽しく聴くことができました。感想として、「楽しかった」、「アンコンシャス・バイアスを考えて生活していきたい」、「高校生は深く考えて活動していることが分かった」等が表されました。

   

1年生① クイズ場面                        1年生② 学習プリント

   

1年生③ 話し合い場面                       1年生④ 観光活性化プラン

   

2年生① アンコンシャス・バイアスとは               2年生② 話し合い場面

   

2年生③ 視察について                       2年生④ ありがとうございました