2年生は、今週6日(火)の給食の時間に、大間々給食センターの2名の栄養教諭さんに栄養教育についてのお話をしていただきました。

 今回のテーマは「牛乳を飲もう ~寒い時期は冷たいですが・・~」でした。

・冬場は寒いので冷たい牛乳を飲まない人もいますが、成長期の皆さんには、カルシウムをとるのに牛乳は非常に良い飲み物です。
・中学生の骨折発生率が高くなっているデータもあり、カルシウム不足により将来、骨粗鬆症になる危険性も高くなります。また、12歳から14歳までが最もカルシウムが必要な時期にあたります。1日の摂取基準量は、男子は1000mg、女子は800mgになります。
・骨の丈夫さ(骨量)は10代~20代でカルシウムをきちんととることで、その後(年をとってから)に大きく影響があるので、今のうちに「カルシウムを貯金する。」ことが重量です。
・骨を作るカルシウムの吸収率は、牛乳40%、小魚33%、野菜19%で、牛乳が一番優れています。また、ビタミンD(干ししいたけや青菜に含まれています)を一緒に摂取すると、吸収率が上昇します。
・牛乳等乳製品のアレルギーのある人は「豆乳」がお薦めです。今からカルシウム量を考えながら、バランス良く食事をし、「カルシウム貯金」を心がけてください。

 成長期の生徒にとって、カルシウムの大切さが伝わる、具体的で分かりやすいお話でした。聞いていた生徒は、牛乳の効果について理解し、おいしそうに牛乳を飲んでいました。

   

今回のテーマ 「牛乳を飲もう」                骨粗鬆症の骨の様子(下の写真)

   

1日のカルシウム摂取基準量                  熱心に聞いている生徒

   

今が大切「カルシウム貯金」                  ありがとうございました