3年生は、先週1日(金)の給食の時間に、大間々給食センターの2名の栄養教諭さんに栄養教育についてのお話をしていただきました。

 今回のテーマは「お弁当について ~給食も終わり4月からお弁当へ~」でした。

・給食を食べる回数も残り少なくなり、卒業後はお弁当になることでしょう。そこで、栄養バランスがよく、適量のエネルギーが摂取できるお弁当について、成長期の皆さんに参考にしてもらいたい思います。
・お弁当には、3(主食):1(主菜):2(副菜)の弁当箱法があるので、それを基本にしてください。
・お弁当に関する5つのルールがあります。
①自分に合ったサイズの弁当箱を選ぶ・・・高校生の場合は大きさの700ml~950mlが標準になります。体の大きい人や運動してエネルギーを使う人は、調整してください。
②料理が動かないようにしっかり詰める・・・1回分のエネルギーの誤差が無いようにしてください。
③料理の組み合わせの面積比・・・3(主食…ごはん):1(肉や魚などのメインのおかず):2(野菜を中心としたおかず)になるようにしてください。
④同じ調理法のおかずは重ねない・・・唐揚げとポテトフライ、漬物と佃煮等にならないように注意し、油や塩分の取り過ぎにならないようにしてください。
⑤おいしそうできれいなお弁当が大切・・・見た目の良さは食欲を増進させてくれます。
・給食で毎回飲んでいた牛乳も忘れずに摂取してください。カルシウムの多い物を食べ、骨量を上げることも皆さんにはとても大切なことです。
・家庭科で学んだことや、給食の献立を参考にしながら、バランスのよいお弁当を食べて、充実した高校生活を送ってください。

 大間々中学校を巣立つ3年生にとって、お弁当の大切さが伝わる、具体的でとても分かりやすいお話でした。生徒は熱心に聞きながら、残り少ない、給食が食べられる機会を思いつつ、一口一口ゆっくりと給食を味わっていました。
 6月20日には「試合前の食事」で部活動に関すること、12月1日には「規則正しい食生活や頭の働きをよくする食事」で受験生に大切なこと、そして今回の「お弁当について」では、これからの生活に密接に関わること等、年間を通して、給食だけではなく、生徒を支えてくれた栄養教諭の方々に感謝申し上げます。

   

配膳風景                              栄養指導の始まり

   

どんなお弁当がよいでしょうか                        弁当箱法

   

ルール1                                ルール2

   

ルール3                                ルール4

   

ルール5                                家庭科学習も参考に

   

カルシウムも摂ろう                       ありがとうございました