みどり市立笠懸中学校 校歌 作詞:清水房之丞 作曲:定方雄吉
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一 紫匂う赤城嶺を 眉もま近く仰ぐとき 希望の朝の 空高く われらの胸の智はのびる
理想の窓よ 窓よ われらが母校 笠懸 笠懸 笠懸中学校
二 緑の松の阿左美沼 清く水澄み花香り 濁りに染まぬ いさおしは 若き世代の誇なり
誉の郷土 郷土 われらが母校 笠懸 笠懸 笠懸中学校
三 夕映の空美しく 古き歴史の笠懸野 豊かに実り ひらけつつ むつみて進む新時代
栄ある力 力 われらが母校 笠懸 笠懸 笠懸中学校
※ 作詞者・作曲者の紹介
作詞者・清水房之丞(1903-1964)
群馬県新田郡沢野村(現太田市牛沢)生まれ。県立太田中学を経て、前橋の群馬師範卒。生涯郷土の小学校教育に尽力した。1927年「詩の家」に入り、佐藤惣之助没後の戦中・戦後も絶えることなく「詩の家」にあった。資性篤美、詩心一筋の人であった。詩集に『霜害警報』『青史』『西蔵娘』ほか数冊がある。また長く「上州詩人」を主宰し、地域詩人の育成に務めた。戦後、竹中久七、近藤東らの「詩人会議」に参加した。
作曲者・定方雄吉(1905-1998)
群馬県の太田高校の音楽教諭の傍ら小中高校の校歌や歌謡曲、民謡を数多く作曲した。生涯に28校の校歌を作曲し、“校歌の父”と呼ばれた。